中古車店

顧客にあわせた接客が可能に

中古車店でスマートデバイスを導入する動きが高まっています。車
1つの導入事例としては、スタッフがiPadなどのタブレット端末を1台ずつ持って商談を行なうという方法です。

顧客の希望に応じて、他店舗も含めて希望の車が入荷していないか、直ぐにその場で探したり、在庫などのチェックが可能です。
これまでは店舗内に入って行なっていた見積りも、顧客と中古車をチェックしながら、その場で見積りを提示できるようになりました。

スピーディーな希望の車探しや見積りの提示で、顧客の購入意志を逃すことなく契約成立に繋げることができます。
もう1つの導入事例が顧客に専用アプリの入ったiPadを渡して、展示場を回ってもらうという試みです。

大手の中古車業者などが導入しているもので、まずは自社開発したアプリを用いて、顧客にアンケートに答えてもらい、どのようなシーンで車を利用するのかや好みの車のタイプなどを分析します。
展示場は診断タイプ別に中古車が並べられており、数ある車の中から探し出すのではなく、ある程度顧客の好みの車ばかりが集まった展示ゾーンへと誘導されるわけです。

これにより車選びが効率化し、欲しいと思える車がたくさん並んでいる状態に顧客のワクワク感も高まるでしょう。

QRコードを読み込んで素早く情報収集

展示されている中古車にはQRコードが貼られています。
手渡されたiPadのカメラでQRコードを撮影すると、その中古車の詳細な情報が直ぐに表示される仕組みとなっています。

お気に入りの車を見つけたら、どんどんリスト登録して後からゆっくり比較することもできるのです。
こうしたスマートデバイスの活用は、中古車店にとってどのようなメリットをもたらすのでしょうか?

1つには顧客がiPadを持って自由に展示場を回ることで、購入意志を高めてもらうことができます。
従来のような予算や車種を限定して探すのではなく、アンケート結果の分析をもとにしながら場内を自由に歩き回り、気に入った車や目についた車をチェックしていくことで、思わぬ新たなニーズの堀り起こしにも繋がるのです。

一方で店舗側にとっては1人1人の顧客に付き添う必要がなくなり、人材の余裕が生まれ人件費の削減も期待できます。
もっとも顧客とのコミュニケーションが減って顧客の情報収集ができなくなるのではと心配されるかもしれません。

ですがQRコードをかざした車の履歴がiPad内に蓄積されるので、ユーザーの好みなどが蓄積され、それを元にスタッフと商談が可能です。
さらにその情報を元に、後日ダイレクトメールを送ったり、希望の車が入荷した連絡をメールで送るなどでき、プリントコストも削減も可能になるかもしれません。