スマートデバイス導入にあたって

導入にはメリットだけでなくデメリットも…

多くの企業においてスマートデバイスの活用による、業務効率アップや生産性の向上が期待されています。
どんなに良いとされるものでも、導入するにあたってはメリットだけでなく、デメリットも考えられます。

導入による課題をいかにフォローするかなを考えなくてはなりません。
どんな点に注意して検討すればいいのか、ポイントを抑えておきましょう。

大きなものとして既存の基幹システムとの融合性はあるか、セキュリティ対策や端末管理はどうするか、そして導入コストがあります。
基幹システムとの融合性については、IT部門や依頼するシステム開発会社と十分に協議する必要があります。

またセキュリティ対策についてですが、スマートデバイスを導入するとほとんどの企業が営業職員や販売員、運送スタッフなど、ひとりひとりに端末を配布するでしょう。
スマートデバイスは何処でもいつでも使える便利なツールではありますが、その分紛失や盗難の危険、周囲から画面を覗き見されるといった危険が伴います。

クラウドサービスを使って資料をダウンロードしても、個人情報や企業機密などに関わるデータは保存できないようにするなどの対策を採る必要があるかもしれません。

情報流出のリスク

また個人で自由にアプリをダウンロードできるとすれば、不正なアプリにより情報が流失するなどのリスクがあります。
そのような事が起きないよう、スタッフに周知を徹底させたり、対策ソフトなどをインストールする必要があるでしょう。

会社独自の専用アプリと信頼できると認められた一定のアプリ以外は利用できないといったルールを検討する必要もあるかもしれません。
紛失や盗難に備えて遠隔操作による画面ロックや端末の位置情報を調査するサービスなどを導入するのもおすすめです。

端末管理においてはMDM(Mobile Device Management)というツールを活用し、IT資産・アップデート・情報セキュリティを自動で一斉に施せるような仕組みを構築するといいですね。

これには先の遠隔操作機能が網羅されている場合もあります。
そして導入コストについては、導入による費用対効果を考える必要があります。

販売成約率はどの程度アップするのか、パンフレットや資料など紙媒体の使用量の削減率はどのくらいかを考えるのです。
業務改善にどの程度貢献するかを具体的な数値として評価して、スマートデバイスの導入や切り替えコスト、通信費用や運営コストに比べ、それを上回る利益を産み出せるのかを検討しましょう。